連載企画、食と私 |
お料理が好き=食べる事が好き 食と私 {第一章} |
某テレビ番組で紹介されていたカナダの家庭料理。
その中で、一際私の興味を惹いたホットサラダ。
ショルダーベーコンの切り落としを贅沢に使い、
ホクホクじゃがいもをメインとしたこのサラダは、
私にとってそれはそれは新鮮だった。
当時私は中学生。
改めてお料理に興味をもった瞬間だった。
はじめにお料理に興味を持ったのは小学生の頃。
当時、家庭科の授業では、たまに調理実習があって、
グループごとに分けられた生徒たちが教師の指導の下、自分たちで調理を実践する。
当時も今もめずらしくはないことだが、私はその調理実習がとても好きで、
予定された日の前日からうれしくてワクワクしていた。
何が楽しいのか、というと、
この当時、
食べる事が出来るという事が5の割合ならば、
自分の手でお料理が出来るという事もまた5の割合だった。
そう、食べる事が好き。
調理実習のメニューといえば、
今も忘れない、フレンチドレッシングの生野菜サラダ。
具はレタス、きゅうり、トマトというごくオーソドックスなもの。
フレンチドレッシングは、サラダ油、酢、塩、こしょう。
そして、プレーンオムレツ。
よくかくはんした卵プラス牛乳に塩、こしょう。
はたまた鮭のムニエル。
塩、こしょうで下味をつけた鮭に小麦粉をまぶしてバターで焼く、
基本的なつくり方。
ここで調理実習でつくったプレーンオムレツを思い出してみる。
今思うと、おいしいプレーンオムレツには牛乳を加えない方がいいという結論が出た。
映画『ディープ・ブルー』で、シェフ役のLL・クール・Jが作品中で、言っていたセリフのホントその通り。
ホントにおいしいプレーンオムレツはたまごのみ。牛乳はいらない。
まぁ、でもたまに牛乳入れてつくりますけど^^
気分によって。
調理実習大好きな小学生時代、
高学年になった時には、クラブ活動も始まり、所属したクラブが、
言うまでもなく、「調理クラブ」
この週に一度のクラブ活動では、家庭科の授業ではつくらないような、メニューをたくさんつくった。
記憶が定かではないが・・・^^
何故か一番よく覚えているのが手作りケーキ。
市販のスポンジケーキに、ホイップクリームと、フルーツ、
ちょっとした飾りなどをデコレートするだけの実習だったが、これがまた楽しかった。
そこでお菓子。
お料理は好きですがお菓子つくりは苦手です。
お菓子つくりは特に分量が重要なので難しい。
でも好きです。
当時もよく休日になると朝から近くのスーパーマーケットに行って材料を買い、
マドレーヌをよくつくりました。
家族には好評。
はじめてお料理に興味をもった小学生時代でした。