Selecthion! best of film   ロードムービー

私が選んだロードムービー、ベスト5

ベスト1

三人のエンジェル

1995年 米
監督:ビーバン・キドロン
出演:パトリック・スウェイジ
ウェズリー・スナイプス


三人のエンジェル達が、素敵な時間を届けてくれる。ストーリーといい、キャスティングといい、ホントに最高!パトリック・スウェイジ、ウェズリー・スナイプス、ジョン・レグイザモが、それぞれ、確立したキャラクターを演じている。特にジョン・レグイザモ演じるセクシーなチチのその仕草や、言葉使いは、一体どんな彼の役作りから来ているものなのか、とても感心するところである。





ベスト2

ストレイト・ストーリー

2002年 米
監督:デヴィッド・リンチ
出演:リチャード・ファーンズワース
シシー・スペイセク


ゆったりとした時間の流れが美しい作品。リチャード・ファーンズワース演じるアルヴィンの人柄や、その心情が優しく表現されている。その旅の途中の美しい田園風景、随所に流れるカントリーミュージックも作品に重要な要素として展開する。
心温まる作品。





ベスト3

バグダッド・カフェ

1994年 独
監督:パーシー・アドロン
出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト
CCH・パウンダー


何よりも人物描写が素晴らしい。といって複雑な描写として現れるのではなく、微妙な人物の心の内を映し出すような、細かい心情の移り変わりが素晴らしい。静かに静かに展開してゆくストーリーに、次第にどんどん引き付けられる





ベスト4

プリシラ

1994年 豪
監督:ステファン・エリオット
出演:テレンス・スタンプ
ヒューゴー・ウィーヴィング


オーストラリアはシドニーからプリシラ号と名付けたバスでにショーのために田舎に向かうドラッグクイーン三人。この作品、彼らの目の覚めるような美しい衣装が広大な大地にマッチしていてホントに素晴らしい。絵的に実に芸術的にさえ思える。そして三人三様の個性。ステージで、美しい衣装に身を包み、Never been to meを歌う様。イントロから歌い始めの優しさがとてもジーンと来て何故か感動の涙を誘う。これは美しさによるものなのか。言葉に表せない感動がある。




ベスト5

ファーエバー・ロード

1992年 米
監督:エドワード・ズウィック
出演:メグ・ティリー
クリスティーン・ラーチ



全く正反対の性格を持つ二人の女性が互いに支えあい友情を育んでいく過程が、とても深く映像に反映されている。微妙な心の移り変わりと、二人を取り巻く周りの描写も心あたたかい。希望という言葉がいかに素晴らしいか、そして二人を待ち受ける未来もどんなに明るいか。諦めない事、それがその人の行く未来をどう変えていくのかと言った事を考えさせられる作品。